自分の人生を左右するものは●●●●です。
さて、あなたは●●●●のところに何を思い浮かべますか?
お金ですか?
夢ですか?
友人ですか?
家族ですか?
健康ですか?
人それぞれに一番大切なものや、欠けては困るものを創造したと思います。
それが答えで正解だと思います。
今回、皆さんにお伝えしたいことはこの世に生まれてからここに注意をすると人生と健康は開けますよというお話です。
東洋医学を学ぶとどうしてもここは外せないというものを見つけようとします。
どこも欠けてはならないのにこのことだけは最重要であると思って読んでください。
それは食です。
食べるということです。
食べないと死んでしまいます。
空気だけでは死んでしまいます。
空気のほうが食べ物よりも大事なように思えますが、私は空気も食べ物だと思っています。その訳も後々お話して行きます。
先週、腎臓が気を作る工場だとお話しました。
生まれ持った親からもらった気は腎臓で作られています。
この腎臓で作られている気だけでは生きて行けないのです。
もう1つの気の工場は胃です。
胃で気は作られています。
ですから、食べないと気は作られません。
なので、食べると元気になります。
身体の節々の修復も全て気が行っているとしていますので、気を生めば生むほど元気になっていくのです。
新しい気をどんどん生産しているのが胃なのです。
胃の良し悪しが気の良し悪しを決めるのでとても重要視してください。
生きるか死ぬかの瀬戸際で何を食べたらいいかを考えなくても何を食べてもいいのです。
とりあえず、何かを食べないと気は生まれません。
ジャンクフードも何も食べるものが無くなったときには栄養がどうのこうのというより食べてください。その方が生き抜くことが出来ますから。
何を食べても元気でいられるように、胃を守ると食事の作用はそんなに現代医学が考えるほど恐ろしい結果にはいたりません。
まず、食べましょう。これが一番お伝えしたいことです。
次に胃に一番適した食べ物を1つご紹介いたします。
それは、お米です。
お米は胃との相性は抜群で、最も素晴らしい気を生みます。
気という字も旧漢字は氣と書きます。
米という字が入っています。
胃も田んぼと月です。
田んぼから出来るお米が胃で気を生むのです。
漢字からも相性の良さがわかってもらえたと思います。
実際のお話もします。
最近流行の糖質ダイエットを実践している患者さんの中にお米を省いていて体調を悪くしておられた方に、便の状態を聞きました。そうするととても便の量が少なくなったといっていました。ダイエットするならお米を食べて元気に動き回るほうが効果が出ますよ。とアドバイスをしました。お米を食べるので以前よりも活動的に動けるようになり、さらに便の量も増えて結局目標のダイエットが成功したのです。
糖質ダイエットで体重を落とせても、体調まで落としてしまっては元も子もないのです。
動いて食べるという人間本来の行動パターンを取っていただくと必ずダイエットは成功いたします。行動を増やして、筋肉を増やしていくと食事も美味しくなります。
食事が美味しく感じると胃はどんどん良い気を作ってくれるのです。
栄養面を考えて健康を作るのはもっと先の話です。
先に食べるという行為こそが命をつなぎます。
まず食べる。次に食べるために動く、働くことが大切です。
動きがないと美味しさが半減します。
動きが多いと美味しさが倍増します。
なぜか?行動は胃を整えるからです。お腹をすかす事はとてもいい健康法の1つだと思います。間違っても、すかした後にあせって短時間でバクバク早食いしないでくださいね。
胃は守ってあげないとダメなんです。
胃を守るとは何か?それは、ゆっくりとよく噛んで食べることです。
噛むという字も良く見てください。分解すると口でいったん止めてお米をカムという字です。何回噛むか?回数ではないのです。本当は水になるまで噛んでいただくと良いです。
でもとても面倒なので現代には合わないかも知れませんが、もし、食糧難や災害時なら食料はそんなに容易く手に入らないと思います。そんな時は水になるまで噛んでください。
自分自身で実験をしましたが、おにぎり一個を食べるのを水になるまで噛むと約10分ほどかかりました。慣れていないのであごはとても疲れました。たぶん噛むスピードをもっと落とせば良かったと思います。でも、収穫は満腹感が出せるのです。お昼に1個のおにぎりでも十分に夕食まで持ちます。やってみてください。数人の方に試してもらいましたが、結果は同じように出ました。
さて、胃を守る方法はまだありますが続きは次回に書きたいと思います。