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身体を整えるアイデア

体調が変だ!ここが痛い!風邪?なんかしんどいなぁ。。。

どんな健康な人でもこんな事は何度でも味わったことがあるものだと思います。

 

私が考える健康感も、病気をしないのが健康ではなく、病を治す力があることを健康だと思っています。

 

健やか(すこやか)な体と康らか(やすらか)な心を合わせ持った状態であれば、いくら病に襲われようと回復を図るシステムが働きだして元通りの健康体に復活できるものと思っています。

 

しかし、現代では健やかな体と康らかな心の調和が難しいのです。

 

いかに、ストレスを受け止めるかで病が癒されるスピードに大きな違いが出ます。

 

今日は、知って欲しい健康アイデアをお話したいと思います。

 

まずは、身体の変調があったときは何をするか?

どう行動を取るか?

ですが、今までの人生で経験したことない痛みを感じたときは必ず病院に行ってください。

5秒ぐらいですぐ治ってもです。年齢が上がるほどちゃんと行動を起こしたほうがいいです。診察の上で何もなければ安心できます。見つかれば早期発見で対処がスムーズに進むでしょう。

身体からの信号は、過敏すぎて恐れてもいけないですが、全て大丈夫だと慢心してもいけないものです。

 

この経験したことのない痛みを感じたときは病院へ。というルールを決めておけばそれ以外の身体からの小さな信号は自分で対処できると考えてください。

 

では、具体的に風邪かなぁ?と思ったときは。

喉が痛い。朝起きたら喉が痛い。こんな時はまずは、水分補給です。

医学的なお話ではない、私が勝手に思っていることなので信じなくていいことをお話します。口から肛門まで、私は胃だと思っています。

そんなアホな!そうアホな話でどこに行っても通じませんから豪語して言いふらしたら恥をかくので言わないようにしてくださいね。

で、喉が痛いときがあっても食事をしたら治ったという経験をしたことはないですか?

口⇒喉⇒食道⇒胃⇒十二指腸⇒小腸⇒大腸⇒肛門。

このルートの中でどこかに乾燥すると痛みが出るのです。水分補給をして痛めた喉の壁が潤うと痛みは軽減します。

食事が身体の状態を決定するように、胃を整えれば口から肛門まで整えると考えています。(ヤバイ考え方です)

水分補給をしても、食事をしても痛みが治まらないときは、やはり風邪だと思って休息に時間を取るといいでしょう。そんなことわかっているというお気持ちがあることは承知していますが、ここで風邪が深く入るか、浅く早く回復するかの分かれ道になります。

セキ、鼻水、下痢、発熱、悪寒、痰がいつまでも取れない、ひどくなる一方だと苦しんでいる方はこんな些細な休息を取らないことから起こってしまうものです。

休息を取る勇気がない人がとても多いです。

まじめな方がとても多いです。

先にあった予定を優先してしまう、当日の自分の体調は無視しても予定通りに仕事をこなす人がとても多いです。

気が張っているとそこそこ体力は強気に行っても大丈夫なのですが、やはりそんな状態が長く続くと身体は知らず知らずのうちに蝕まれてしまいます。

どこかにウィークポイントを作ってしまって大きな病気を引き起こしかねないのです。

少し大げさに言うと、こんなことの積み重ねが寿命の長短を決めると思います。

ですから、身体の保全を目的に月に一度や二度は完全休養を取ってもらいたいです。

な~んもしない休日です。

露天風呂に浸かって遠くを眺めてみると良いですよ。

緑の山々を見るのも良いし、海を眺めるのも良いです。

食事もシンプルに中華粥でも良いし、焼肉屋のネギ、ショウガを多めにしたテールクッパもお勧めです。うどん屋ならネギ、ショウガを多めにしたあんかけのおかめうどんも最高です。そんな休日は腹5分目で大丈夫です。ビールも1つぐらいで止めておくのが良いと思います。

 

次に関節(頚、肩、肘、腰、股、膝、足関節)や筋肉が痛いときは、痛くないポーズをまず自分で知る、自覚するということがポイントです。

膝を例に取ると、膝が痛くないポーズを自覚するのです。

膝を伸ばすと痛い、膝を伸ばしても痛くないなど、とりあえず膝が痛くないポーズを取ってみてください。

次に痛くないポーズのときにどこの筋肉が緊張しているかを探ります。

ここからは自分では難しいと言う方は1度当院に来てもらいたいのですが、またその緊張している筋肉がゆるむポーズを取るのです。そのポーズで緊張が取れなければその筋肉がゆるむように施術(リリース)します。

これで改善が出来る場合、出来ない場合、中途半端な場合があると思いますが、中途半端や施術後にぶり返したりするものは、風邪引きを考えます。

関節痛い、筋肉痛いで風邪引き???と思われますが、風邪引きだと思って頂いて結構かと思います。

1度今度ドラッグストアに行って葛根湯など風邪薬の効能書きを見てください。

頭痛、神経痛、筋肉痛、関節痛に効くと書いてあります。

風邪で、筋肉や関節は痛くなるのです。

梅雨時期に多いのが湿邪というものが身体に侵入して来るのです。湿邪が風邪をともなって侵入してきます。

今の夏の時期は、暑邪と一緒に風邪が侵入してきます。

暑さが度を越えてくると体力の限界をこえて体調をコントロール出来なくなるのです。

湿邪、暑邪、燥邪、寒邪、火邪、風邪を六淫(ろくいん)と言って外的な要素から身体が弱っているときに風邪と一緒に侵入して来るのです。

六つの邪があるのですが、他の5つの邪は風邪と引っ付いて、ペアになって身体に侵入して来るのです。

このことから風邪は万病の元と呼ばれるようになったのです。

どの邪にも仲良くして侵入してくるのでやっかいです。

風邪が入っていると見抜くと後は上記に書きました、完全休養と中華粥、クッパ、あんかけうどんで腹5分目がおススメだと。

月に1度は風邪を引いても大丈夫なのです。

風邪を引いても身体が弱いことではないのです。

治す力があれば健康です。

後は健康を守る所作が大事なのです。

お茶の世界が語る「どうぞ一服でもいかがでしょうか?」というおもてなしが自分自身に必要なのです。

完全休養がどうしても取れない方は、日頃の睡眠を大切にしてください。

何時間寝るよりも、夜に寝る、朝に起きるが基本です。

睡眠時間帯は11時前に寝て頂くと100点です。

起きるのは4時でも5時でも個人にあわせた睡眠量で大丈夫です。

注意する事は、冬だけはゆっくり起きてください

 

あと、強いストレスを感じている人は、身体が硬くなっています。

触るとわかるのですが、カチカチです。

良くこんな身体で生活できるなぁ。。。と思うほどの方もいます。

当院の治療もおススメですが、筋肉を緩める行動を取ってくださいね。

ストレッチが一番いいですか?という質問が多いですが、一番家庭の中で即効性があって効果のあるものは入浴時間をたっぷり取ることです。

お風呂に浸かりながらアホなことを考えてください。

たとえば、バラで買った宝くじが3本もいっぺんに当たったら。。。。

そんなことありえない!って思うようなことほど筋肉は緩みます

逆に現実に今日あった反省事や、言われた嫌な一言、嫌いな人を思い出しただけでも筋肉は緊張しますのでやめてください。

自分の大切な時間を大切に使ってください。

それでも緩んで来ないときは風邪引きです。

当院は風邪の治療を必ずやります。

でも患者さんには言いません。

何でも風邪や風邪と言っても信じてもらえないからです。

健康な身体(自力で治す力がある)にすれば、数日後には風邪は出て行ってしまっているのです。

今回のお話でお伝えしたかったのは、

健やかな体を康らかな心を持つには、

休息、休養を取ってますか?

身体も心もすり減らしていませんか?

悲鳴上げていませんか?

という質問に自分の身体に素直に聞いてみて体と心に一服のおもてなしを施す時間を自ら作りませんか?ということです。

 

どんな高価な万能薬よりもよく効く所作です。

そんな自問自答するアイデアがあれば病気からの恐れも不安も軽減すると思いますのでお試しください。

 

もし、私で良ければ身体のケア(風邪引き退治)のお手伝いをさせて頂きますので、ご連絡くださいね。

では、長文を読んで頂きありがとうございました。

 

次回は今回踏み込めなかったメンタル、心の風邪引きの対処をお伝えしたいと思います。